北米の絶景

【世界の絶景】死ぬまでに行きたいモニュメントバレーをご紹介

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数々の映画に収められたモニュメントバレーの絶景。

これこそアメリカ人に選ばれるアメリカの美しき原風景なのです。

 

地平線まで続く乾いた大地を見たあなたは、きっとこう思うでしょう。

「ああ、アメリカに来たんだな」と。

 

モニュメントバレーってどんなところ?

モニュメントバレーは、ユタ・アリゾナ州境にある人気の観光地です。

トーテムポールや切り株のような様々な形の岩は、さながら大地に立つモニュメントのようです。

この特殊な風景は、映画やドラマの撮影地として使われることが多く、一度は見たことがあるかもしれません。

 

とにかく異世界感がヤバいです。

地平線まで続く平坦で広い大地に、高さ300メートル級の柱がポツンポツンと立つ異様な光景は、巨人が住む世界に間違って人間が足を踏み込んでしまったと思わせます。

 

モニュメントバレーも人気の観光地なので、ツアーが充実しています。グランドキャニオンとセットで訪れる人も多いようです。

 

モニュメントバレーの見どころと注意点

バレードライブ(モニュメントバレーツアー)

一般的には現地ツアーに参加することになります。

理由は参加してすぐにわかります。公園敷地内の道路は舗装されておらず、走行が非常に困難。

 

ツアー用の開放感あるジープに乗って公園内を移動、撮影ポイントでは時間を取ってくれます。

ジョンフォードポイントと呼ばれるジョンフォード監督が好んでカメラをセットした撮影ポイントをはじめ、様々なポイントで説明と撮影時間が設けられます。

ジョンフォードポイント

地平線まで続く絶景

三人のシスター(写真左側)

朝日と夕日

朝日と夕日の時間に合わせた朝日鑑賞ツアー、夕日鑑賞ツアーもあります。

朝日と夕日はどこに行っても美しいですが、ここはさらに美しさが引き立ちます。

地平線から昇る太陽と朝日に照らされるモニュメント、夕日に照らされ赤く燃えるようなモニュメントと伸びる陰。

きっとそのスケールの大きさ、自然の生み出す芸術的な美しさに言葉を失うでしょう。

 

グールディングス博物館

モニュメントバレーの美しさにほれ込み、現地のナバホ族と映画産業をつなげたグールディングス夫妻の当時営んでいた宿屋を博物館として残しています。

博物館の中には映画のポスター(ジョンフォード監督「駅馬車」)や映画撮影時の写真(バックトゥザフューチャー3)などが展示してありました。

グールディングスロッジでの昼食後に立ち寄りました。

 

注意点

マスクと防止、サングラスのご用意を。

モニュメントバレーのツアーは、乾いた大地を揺られながら進むため、砂埃が舞うので神経質な人はマスクを持っておくと安心です。(でもマスクしていると海外の人には奇妙に見えるので笑われます。実際に笑われた。)

また、日影がないので暑いうえにまぶしいです。帽子とサングラスも持っておきましょう。

というか、アメリカ旅行中はサングラスは手放せません。日差しが強いので。

 

モニュメントバレーの楽しみ方

ツアーに参加する

一般的にはツアーに参加することになり、移動はドライバー任せになります。

自由に動き回ることができませんが、絶景ポイントでは撮影用の時間を取ってくれます。

バシバシ撮りましょう。

 

ディープなツアーもある

一般的なツアーは1~2時間のツアーですが、朝日観光や夕日観光ツアーもある。

さらに、もっと長い一日ツアーで奥に進むディープなツアーもある。

他にも、気球に乗って空から眺めるツアーもあるらしいです。

 

名物「ナバホタコ」

公園近くにあるグールディングスロッジのレストランでは、名物料理の「ナバホタコ」をいただけます。

揚げパンにミートソースと大量のレタス。かなりのボリュームですがおいしかったので大満足。

周囲を見渡すとみんなこれを食べてました。

 

モニュメントバレーのベストシーズン

モニュメントバレーは、季節(乾期や雨季)を気にしなければならないような絶景ではないため季節を選びません。つまり、一年中代わり映えがなく常に絶景が楽しめます。

 

私がおすすめしたいのは、夏。その理由は、気候的に過ごしやすく軽装で済むため、快適に楽しめるからです。そして実際に観光客の多くが訪れるのは、夏です。

 

モニュメントバレーの天気と気温、服装

私は夏(8月)に行きましたが、夏の格好(Tシャツとズボン)でツアーに参加しました。

日影がないため、帽子とサングラスがあった方がいいですが、ツアーの時間も長時間ではないので、忘れたとしても気にしなくて大丈夫です。

 

モニュメントバレーのホテル

「The View Hotel」が超おすすめ。

モニュメントバレーの敷地内にある唯一のホテルです。絶景ファンは必見!

窓からモニュメントバレーが見える絶好の立地で、朝日や夕日を浴びるモニュメントを見ることもできます。絶景ファンにはまさに夢のようなホテル!

友人がここを利用しましたが、「泊まるならここしかない!」と高評価でした。

 

モニュメントバレーネタ集

モニュメントバレーは国立公園ではない。

モニュメントバレー周辺地域(東北六県分の広さ!)は、ナバホ族の独立国(ナバホネイション)としてナバホ族によって管理・運営されているため、国の制約を受けません。

このため、モニュメントバレーは、国立公園ではないのです。

ナバホ族とは

アメリカ南西部の先住民族。アリゾナ州からニューメキシコ州にまたがる地域にナバホネイションと呼ばれる居留地を領有しており、ここに17万人のナバホ族が居住、生活を営んでいます。ちなみに、ナバホネイション内はお酒禁止(ナバホ族のアル中対策)のため、ビールもワインもなし。売店にも売っていません。

さらに詳しく

ナバホ族と日本人は戦争で戦っていた!

アメリカ海兵隊が1942年に初めて暗号開発を目的に29人のナバホ族を採用。終戦時には300人を超えていたそうです。ナバホ族の言葉は構文や発音がナバホ族以外には習得不可能なほど複雑で、なんと文字もない。ここに米軍は目をつけ、暗号に利用しようとしたのです。

対する日本軍は、このアメリカ人でさえ理解不能、聞き取り不能のこの言語による暗号文を最後まで解読不可能だったといいます。
この暗号文を扱う軍人を「コードトーカー」と呼びますが、これを題材にした映画「ウィンドトーカーズ」が知られています。しかし内容は歴史的に不正確な点が指摘されており、視聴に関しては注意が必要。

 

モニュメントバレーの知名度を上げた、ハリウッド映画との接点とは

1923年、グールディング夫妻がここの景観にあまりに感動し、ナバホ族の居留地であるここに宿屋を立てました。これがのちのグールディングスロッジ、グールディングス博物館となります。
1938年、もともと経済事情がよくないナバホ族の経済を潤すべく、この景観の美しさをハリウッドに売り込んだのです。そして、その熱意と美観に共感したのが、映画監督のジョン・フォードであり、さっそく撮影された映画が「駅馬車」でした。これ以後、監督はここを舞台に映画を撮り続け、ナバホ族は映画の撮影に協力することで収入を得ることができ、グールディング夫妻の宿屋も映画スタッフの宿泊に活用されたのでした。
こうして、モニュメントバレーは映画によって知名度を上げることに成功しました。

当時の宿屋の様子は、グールディングスロッジの隣の小さな博物館(グールディングス博物館)として残っており公開され見学可能です。博物館の中はポスターや撮影時の写真なども展示されています。
そしてこの夫妻の二人のお墓は、博物館の目の前、つまりモニュメントバレーをいちばん美しく見れる場所から、今もその風景を見つめています。

 

映画やドラマに多数使われている

モニュメントバレーは、ジョンフォード監督の西部劇のロケ地として有名ですが、その他さまざまな映画にも使われています。

個人的には小さいころに見ていた、ドラマ「エアーウルフ」の印象が強かったので、本物を見た時には熱いものを感じました。

 

映画ロケ一覧 ( 「」内は邦題 )
1939年 Stagecoach 「駅馬車」 監督:ジョン・フォード
1946年 My Darling Clementine 「荒野の決闘」 監督:ジョン・フォード
1948年 Fort Apache 「アパッチ砦」 監督:ジョン・フォード
1949年 She Wore a Yellow Ribbon 「黄色いリボン」 監督:ジョン・フォード
1950年 Wagon Master 「幌馬車」 監督:ジョン・フォード
1956年 The Searchers 「捜索者」 監督:ジョン・フォード
1950年 Rio Grande 「リオ・グランデの砦」 監督:ジョン・フォード
1968年 2001 : A Space Odyssey 「2001年宇宙の旅」
1968年 Once Upon a Time in the West 「ウエスタン」
1969年 Easy Rider 「イージー・ライダー」
1973年 Electa Glide in Blue 「グライド・イン・ブルー」
1975年 The Eiger Sanction 「アイガー・サンクション」
1982年 Koyaanisqatsi 「コヤニスカッツィ/平衡を失った世界」
1983年 National Lampoon’s Vacation
1985年 Chronos
1990年 Back to the Future PartⅢ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」
1991年  Thelma & Louise 「テルマ&ルイーズ」
1994年 Forrest Gump 「フォレストガンプ/一期一会」
1994年 Pontiac Moon
2000年 Mission : Impossible Ⅱ 「ミッション:インポッシブル2」
2000年 The Return of Navajo Boy
2000年 Vertical Limit 「バーティカル・リミット」
2002年 Windtalkers 「ウィンドトーカーズ」
2005年 Revolver 「リボルバー」
2006年 Cars 「カーズ」作中のオーナメントバレーのモデルとなった。
2007年 Searchers 2.0 「サーチャーズ2.0」
2009年 Reel Injun
2013年 Lone Ranger 「ローン・レンジャー」
2014年 The Lego movie 「LEGO ムービー」
2014年 A Million Ways to Die in the West 「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」
2014年 Transformers : Age of Extinction 「トランスフォーマー/ロストエイジ」

 

まとめ

アメリカ人が選ぶ美しきアメリカの原風景「モニュメントバレー」をご紹介しました。

私にとって、このモニュメントバレーは小さいころからの憧れの場所でした。

小学生のころ、毎週夢中で見ていたアメリカのドラマ「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」の中で、主人公が乗るヘリコプターを隠している場所がこのモニュメントバレーでした。

 

(※「エアーウルフ」とは…1986~1987年に日本でも放送されたアメリカの人気ドラマ。無敵の攻撃型ヘリコプター『エアーウルフ』に乗った二人が、機関銃とミサイルで事件を解決する痛快なスカイアクションで、放送当時日本の子供たちに人気だった。)

 

実際にこの場所に訪れたとき、頭の中でずっとこのドラマのオープニングテーマ曲が流れていました。
あのヘリコプターはかっこよかったなーと感慨にふけり、そのうち本物が飛んでくるんじゃないかとひそかに期待しながら観光していたのですが、まさに今、自分がそこにいるのかと思うとなんだか泣けてきました。うれしくて。

 

その他多数の映画の舞台にもなっているので、映画ファンにとってこの地は映画の臨場感をも味わうこともできる特別な場所にもなるでしょう。

 

最後に。

小学生のころ夢中で見ていたドラマのロケ地に来ることができたなんて、20年越しの夢が叶った気がしました。

当時はそんなこと夢にも思いませんでしたが、初めての海外旅行で思いが決実現する形となりました。

初めての海外旅行には不安が多かったけど、あの時勇気を出して一歩踏み出さなかったら、このような温かい感動に包まれることはなかった。

 

新しいことへの挑戦はいつでも勇気が要ります。

しかし、大事な一歩を踏み出す決断はあなたの勇気にかかっているのです。

その一歩は小さな一歩かもしれませんが、あなたの人生にとって大きな一歩になるのです。

 

 

■参加ツアー

JTB『大自然の造形美アンテロープキャニオンを訪れるヨセミテ国立公園とアメリカ大自然の代名詞グランドサークル8日間』

 

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